巡航速度アップに超絶効果あり!ディープリムホイールの恐るべし効果

ディープリムホイール 機材/アイテム
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こんなこと感じていませんか?
  • ディープリムホイールを使ってみたいけどどれだけ効果があるか知りたい
  • ディープリムホイールのメリットやデメリットを知りたい
  • ディープリムホイールがどんな場合におすすめなのかを知りたい

ロードバイクを購入したときは、リムハイトが低いホイールを使っている方も多いでしょう。ディープリムホイールを持っていないサイクリストは、一度はディープリムホイールに興味を持つ方も多いでしょう。

新しい機材を購入するには不安がつきものですが、ディープリムホイールの導入に関しては迷う必要がないくらいにおすすめです。

今回は、ディープリムホイールをおすすめできる理由について紹介します。

ここで知ることができること
  1. ディープリムホイールのメリット・デメリット
  2. ディープリムホイールの効果

ディープリムホイールとは?

ディープリムホイールは、一般的にはリムハイト(リムの高さ)が50mm以上のホイールのことを意味しています。リムハイトが高いホイールは、80mm以上のものもあります。

ひと昔では、アルミホイールが主流だったので、リムハイトが低いホイールのみでした。

しかし、カーボン技術によって、リムハイトが高いディープリムホイールが発売されました。

ディープリムホイールがおすすめの方
  • ロードレースに出場したい方
  • 平地番長を目指している方
  • ロードバイクをかっこよくしたい方
  • 楽にロングライドに出かけたい方

ディープリムホイールは、このような方におすすめです。また、初心者やベテランに関係なく、幅広いサイクリストにおすすめできるホイールです。

ディープリムホイールのメリット

ディープリムホイールのメリット

メリット①空気抵抗が少ない

ディープリムホイールは、リムハイトが高くなったことで、エアロ効果を得られます。空気がホイールを通過するときに、リムハイトが高いホイールの方が整流効果が生まれます。

そのため、リムハイトが低いホイールよりも、ディープリムホイールの方が空気抵抗が少なくなります。同じディープリムホイールに分類されるホイールでも、リムハイトが高いホイールの方がいい空気抵抗は少なくなります。

メリット②速度の維持がしやすい

ディープリムホイールは、リムハイトが高くなっているため、リム部分の重量が少し重くなっています。ホイールのような回転物は、中心から離れた部分が重いと、回転が止まりにくくなります。

その結果、ディープリムホイールでは、同じ速度を維持しやすいです。スピードの伸び方が、他のホイールと比べ物にならないくらい、いいです。

メリット③ホイール剛性が高い

ディープリムホイールは、リムハイトを高くするために、リム部分に使用するカーボン繊維が多くなります。リム部分に使用するカーボンの量が多くなると、自然とホイールの剛性も高くなります。

ディープリムホイールでは、剛性不足を感じることも少なくなるでしょう。剛性が高いと、加速性能も高くなります。

ディープリムホイールのデメリット

デメリット①ヒルクライムには向かない

ディープリムホイールは、リムハイトが低いホイールよりも、ホイール重量が重くなりやすいです。そのためヒルクライムには不利になります。

さらには、上り坂では、スピードも遅いため、空気抵抗が大きくありません。ホイール重量の重さと、走行スピードの遅さにより、ディープリムホイールは、ヒルクライムにさ向きません。

デメリット②横風を受けやすい

ディープリムホイールは、リムハイトが高くなったことで、エアロ効果が高まります。しかし、ホイールは正面からの風だけでなく、横風を受けることもあります。ディープリムホイールは、横風を受ける面積も大きいため、横風にあおられやすいです。

特に、フロントホイールは横風による影響を強く受けやすいです。横風が強い日は、ふらつかないように注意する必要があります。風速5m以上の横風では、恐怖すら感じることもあります。

デメリット③価格が高い

ディープリムホイールは、リム部分に使われるカーボン繊維の量が多いです。そのため、どうしてもその材料費が上乗せされてしまいます。また、カーボンで成型されるときの技術料もプラスされます。

一般的には、リムハイトが低いホイールよりも、ディープリムホイールの方が、金額が高い傾向にあります。

ディープリムホイールで実感できる効果

ディープリムホイールの効果

効果①巡航速度アップ

ディープリムホイールの最大のメリットは、「空気抵抗の削減」「スピードの維持がしやすい」ことです。この2つのメリットによって、巡航速度を飛躍的に速めることができます。

巡航速度の向上は、ディープリムホイールを使い始めたときに1番実感しやすい効果でしょう。スピード感のあるライドができるため、普段のライドがとても楽しくもなります。

走行ログの平均移動速度が向上することで、数値的にも確認できます。

効果②疲労感軽減

ヒルクライムにおいては、ディープリムホイールの効果を実感しにくいです。しかし、平坦な道や下り坂では、スピードの維持がしやすいです。

同じ速度を維持するために無駄な力を使う必要がなくなることで、疲労感が少なくなります。また、同じ力でも今までよりも進むようになることでも、疲労感少なくライドできます。

効果③コーナーリングが安定する

ディープリムホイールは、リム部分に使っているカーボン繊維の量が多いので、ホイール剛性が高いです。剛性が高くなると、コーナーリングでホイールに力が加わった状況でも、ホイールがたわみません。

コーナーでホイールが安定していると、コーナーリングでの挙動が安定します。その結果、コーナーリングの安定につながります。軽量なディープリムホイールだと、ハンドリングもよくなるため、さらにコーナーリングが安定します。

効果④外観がかっこよくなる

ディープリムホイールのリム部分は、黒いものがほとんどです。リムハイトが高くなると、黒い部分の面積も増えます。そのため、ディープリムホイールを使用すると、ロードバイク全体の外観が大きく変わります。

黒が目立つようになることで、全体のイメージが「キリッ」として、引き締まった感じになります。エアロロードなどの太めのフレームであれば、ディープリムホイールの相性はバッチリです。

まとめ

ディープリムホイールの効果は絶大!使わないと損

ディープリムホイールは、サイクリストの興味関心が大きい機材です。価格が少し高い傾向がありますが、ディープリムホイールは、価格以上のメリットや効果をもたらします。

巡航速度の向上などにおいては、効果絶大です。ディープリムホイールは、外観を変えることにもつながります。これを機にディープリムホイールの購入を検討してみてはいかがでしょうか?

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