ズイフトのレースで勝つための超実践的な攻略方法

基礎知識
By: Kai Nehm
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ズイフトのレースに参加はしているけど思ったような成績が残せない

ズイフトのレースで自分が勝つなんて無理な気がする

ズイフトのレースは、インドアサイクリングにおいても、インドアトレーニングにおいても非常に魅力的です。

だからこそ勝ちたいと思う方も多いですが、上記のようなことを思っている方もそのぶん多いのではないでしょうか?

ズイフトのレースは、ゲーム性も含まれているため、リアル世界のレースとは少し違っています。

結論からまとめると、ズイフトのレースで勝つために取り組むべきポイントはこの3つです。

ズイフトレースで抑えておくべきポイント
  1. フィジカルの強化
  2. フィジカルを補うテクニック
  3. ベストパフォーマンスを引き出す準備

これらのポイントを抑えておけば、あとは実際にレースの勝利に向けて取り組むだけです。

ここでわかること
  • ズイフトのレースで勝つためのポイント
  • ズイフトのレースに特化したテクニック
  • パフォーマンスを高めるための準備方法
  • レース中に意識しておくべきこと

ポイント①タフなフィジカル

高いフィジカル能力は、ズイフトのレースであれ、リアル世界のレースであれ必須です。

しかし、ズイフトのレースに必要なフィジカル面のポイントをシンプルに分けると2つに集約されます。

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高いパワーの獲得

ズイフトでは、パワーメータの値を推進力に変換してアバターが動きます。そのため、出力できるパワーが高ければ高いほど有利になります。

フィジカル面に関しては、練習を積み重ねることが必須です。

ズイフトのレースで勝てるようになりたいのであれば、絶対的なパワーの向上は必須条件になります。

パワーを上げたい方は、まずはSST走などに取り組んでFTPの向上に努めることをオススメします。

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できる限りの減量

ライダーが出力するパワーが、ズイフトのアバターが進む推進力として利用されています。

しかし、単なる高いパワーが求められるのではなく、体重比(パワーウェイトレシオ)が重要であるということが、ズイフトの特徴です。

ズイフト画面の右側の名前の下の欄に【W/kg】という表記があります。すなわち、パワーが同じであっても、体重が軽ければ軽いほどズイフトのレースでは、有利になるのです。

トレーニングで得られるパワーの改善幅は限られますが、ダイエットをすると、相対的に速くなれます。

注意点

体重を落としすぎてしまうと出力できるパワーも少しずつ少なくなる傾向があります。

そのため、過度な減量は避けて、パワーとのバランスがいい体重まで減量するようにしましょう。

ポイント②計算され尽くしたテクニック

ズイフトのレースでは、タフなフィジカルは必須です。しかし、フィジカル面は、テクニックでカバーすることも可能です。

そのため、無駄な疲労を抑えるためのテクニックもズイフトのレースでは、勝利に直結しています。

スタートダッシュ

ズイフト内では、パワーがアバターの速度に反映されるまでに3秒ほどのラグがあります。

そこで、特に注意が必要なポイントが、【スタート】です。

スタートで、集団からふるい落とされてしまうことはありませんか?

スタートから出遅れてしまう原因の一つが、この3秒間のラグにあります。

そのため、レーススタート3秒前から踏み込むようにしてスタートダッシュを成功させましょう。

ワンポイントアドバイス

ここでの【スタートダッシュ】とは、スタートしてすぐの開幕アタックとは意味合いが違います。

スタートを集団内でやり過ごすためのテクニックなので、集団から飛び出さないように注意しましょう。

アップダウン区間でのふるい落とし

アップダウン区間も、集団からふるい落とされやすいポイントの一つです。特に上り坂の開始地点は、注意しなければなりません。

上り坂では、ペースが上がりやすいので、先ほども解説した、【3秒間のラグ】が致命傷になりかねません。

アップダウン区間や、上り坂の開始ポイントも、スタートと同様に、少し早めに踏み始めた方が走りやすいです。

ドラフティングの徹底

ズイフトのレースにおけるドラフティングは、驚異的な効果があります。

勝負どころに足を残しておかなければいけないのに、集団の先頭を走っていては、ロスが大きいです。

集団で走行しているときは、なるべく集団の中段で走行して、集団の理を生かしたドラフティングを徹底的に利用しましょう。

ワンポイントアドバイス

誰かの後ろにいればとりあえずドラフティングの効果はありますが、前を走っている人数によってドラフティングの効果には差があります。

先頭から2番目は、10番目の人と比べてドラフティングの効果は少ないです。

10番目以降はさほど差がないようなので、アタックにも対応可能な集団中段での走行が、個人的にはオススメです。

集団内の位置取り

ドラフティングばかりを優先して集団に埋れてしまっていると、勝負どころで取り残されてしまいます。

アタックがかかりそうな場面や、スピードアップが予想されるポイントでは、集団の前の方を走るように心がけましょう。

流れに応じた位置取りをすると、レース終盤まで、勝負できる足を残すことができます。

自分の足を残しているほど、レースでの勝利が近づいてきます。

アイテムの使用

ズイフトのレースでは、上りで速くなるためのアイテムや、空気抵抗が少なくなるアイテムなど、一時的に能力を強化できるアイテムがあります。

どのアイテムが手に入るかは、運要素が強いですが、手元にあるアイテムをどう使うかによって勝負が分かれます。

自分の得意・不得意や、コースレイアウトなどによって、最適となるタイミングでアイテムを有効活用しましょう。

最適なタイミングでのアイテムは、自分を守ることにも、相手に攻めることにも有効です。

ポイント③徹底した準備

ズイフトのレースでは、ベストパフォーマンスを引き出すための準備もおろそかにしてはいけません。

下準備をしっかりできている方と、していない方ではレース中のパフォーマンスにも大きな差が生まれます。

常に自分のベストパフォーマンスを引き出すためにも、準備も念入りにしましょう。

最適なフレーム・ホイールを選択

ズイフト内では、さまざまな種類のフレームやホイールが用意されています。自分の好きなフレームやホイールで走れると、気分も上がるでしょう。

しかし、ことレースでは、最速で走れる組み合わせが重要です。

激坂の上りが多いコースでは【トレック/エモンダ 】、ど平坦コースは【スペシャライズド/ヴェンジ】、その他は【トロンバイク】がオススメです。

ホイールは、ディスクホイールがどのコースレイアウトでも速く走れます。

ワンポイントアドバイス

ズイフト内では、フレーム重量よりも空気抵抗の影響が大きい傾向にあります。

斜度がキツイAlpe du Zwiftなどの山岳コース以外では、空気抵抗が少ないフレームの方が速く走れる傾向があります。

トロンバイクなどはアンロックまでに時間がかかるため、アンロックしていない方は空気抵抗を優先的に考えてフレームやホイールを選ぶといいでしょう。

念入りなウォーミングアップ

ウォーミングアップなしでレースに挑んでもなかなかキツイです。心拍数が上がるまでに時間がかかり、足に乳酸も溜まりやすいです。

遅くともレース開始10分前には乗り始めて、ウォーミングアップをするようにしましょう。

心拍数をある程度まで上げておくことで、レース開始からいいコンディションでレースに集中できます。

ウォーミングアップの効果
  1. 筋血流量増加
  2. 乳酸除去能力の向上
  3. ケガの防止

コースレイアウトの予習

ズイフトのレースは、必ず勝負どころがあります。

アップダウン区間や、上り区間などさまざまですが、ちょっとしたポイントで集団から離されてしまうこともあります。

知らないコースでは、「この上りはどこまで続くのだろう?」など負の感情を抱きやすく、それが原因で気持ちが折れてしまうこともあります。

また、コースレイアウトを予習しておくことで、自分が仕掛けやすいポイントも見つかり、それが勝利に直結することもあります。

ネットやユーチューブで検索すればすぐにコースレイアウトはわかるため、知らないコースはしっかりと下調べしておきましょう。

時間があるときは、試走がベストです。

快適な環境を整える

ローラーをしている自分自身の環境も快適にしておきましょう。汗対策や暑さ対策は重要です。

特に、暑さはしっかり対策しないと、体のパフォーマンスが落ちてしまいます。

暑い日や湿度が高い日には、エアコンや扇風機で体温調節にも心がけましょう。

長いレースであれば、十分な水分と補給食も忘れないようにしましょう。

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勝利への方程式

ズイフトのレースで勝つためのポイントを理解して、それに向けて取り組んだあとは、ちょっとしたことを意識してレースに挑戦すると結果に直結しやすいでしょう。

ズイフトのレースでの勝利への方程式をシンプルにまとめるとこのようになります。

ズイフトレースの勝利への方程式
  1. 足を徹底してためる
  2. 狙ったポイントで勝負をかける
  3. 周りを見渡す

足は徹底してためる

レースで抑えておくべきポイントで、【ドラフティングの重要性】について解説しました。

レースでは、なるべくムダな体力の消耗は避けるべきです。先頭で走っていて、イケイケ感を出すことで満足できる方もいるかもしれませんが、自己満足できる以外にメリットはほぼありません。

勝負が分かれるポイントにどれだけの足を残せているかがカギとなります。

足をためることを徹底すれば、自分より実力が上の選手にも打ち勝てます。

見極めてアタックする

もし、あなたがスプリントに自信がある方であれば、ゴール前で全力のパフォーマンスが発揮できるように足をため続けるといいでしょう。

しかし、全員がスプリントで勝てるわけではありません。

レースに勝つためには、早駆けスプリントやレース中盤のアタックからの逃げ切りなどいくつものパターンがあります。

足をためることに徹底できた次は、自分が勝負できるポイントでアタックをかけて勝利をもぎとりましょう。

周りを見渡す

集団で走行しているときに、周囲の状況をしっかりと確認できるようになると、ムダな体力の消耗や、ペースアップしそうなポイントなどをいち早く気づけるようになります。

集団で走行しているときにも、ただ走るだけでなく、しっかりと情報収集に努めましょう。

レースで勝つためには、足だけでなく、頭の回転も速めておくことがとても重要です。

まとめ

最適なアプローチでズイフトのレースで勝利をつかみ取ろう

ズイフトのレースでは、誰しもが「勝ちたい」と思うでしょう。

ズイフトのレースで勝つためには、フィジカルだけでなく、テクニックや勝利を引き寄せるための準備が非常に重要です。

今回紹介したポイントや勝利への方程式を意識して、実際に実践してみてはどうでしょうか?

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